レッスンメモ
Aki Miyoshiさんのギターレッスンを受講し始めました。きちんと吸収するため、ここに要旨を纏めていきます。
平成26年3月29日(土)
- 「この楽譜ってNoriyaさんが書き換えたやつですか?」「いやいや、間に合いませんでした(笑)」
- 「え?これ (NS Micro Headstock Tuner)ってこんなにちっちゃいんですか?すげぇ」
- 前回の宿題の成果を披露。「右手のタッチ、綺麗ですね」戻りのパターン時は右手のタッチをもう少し深めに。
課題曲「あいらんど そうる」(by Aki Miyoshi)
- イントロ等のミュート部分。Akiさんは親指と人差指だけで弾いている。ツーフィンガー奏法。右手ミュートが外れにくくなる。なるほど。
- 「ミュートなんですけど、(メロディは)ピチカード気味に裏から引っ張って弾くイメージかな。」三線みたいな音ですね。
- タンボーラ奏法。初めて知ったw 右手をバチっと弦に当てるのではなく擦ってる、右手を内側に回転させてその軌道で弦にタッチする、親指の付け根辺りで擦るというイメージ。
- 最初のコード。Akiさんは6弦薬指派。僕は6弦中指派。なぜかというと、薬指を5弦にキープしたまま次のフォームに移動できるから。
- 「どちらでもいいですよ。但し、キュッっていう音がしなければという条件付き(笑)」
- Akiさん薬指派の理由。「クラギはネックの幅が広いじゃないですか。縦のフォームと横のフォームで(手首の角度が)凄く変わるんですね。ここのフレーズの場合、Gコード系の横のフォームのまま移動できるので手首をくるくる回さなくて済むというのがあるんです。」ふむ、そういうことなんや…
- 「それと親指の音(6弦8フレット)が遅れないように」
- 「で、どちらのフォームの時も親指がこっち(ヘッド側)へ行ってるでしょ?これはノイズが出やすいんです。押さえている指の真裏側に親指を持ってこないと力が分散してしまいます。だから洗濯バサミの要領で♪」
- 譜面2と同じ譜面です。「演者は二人いるんですね。上と下で。(一定のリズムの中で)それを意識して弾いてみてください。」
- 「ここの5弦3フレットは中指で押さえます。でないと次のフレーズが押さえられないので。」
- 「ここの休符は初めて出てくるのですが、きちんとミュートしてください。あ、叩かない(笑) 無音で。」
- 「ナチュラル・ハーモニクスですが、ここに休符があるので左手は全部外しちゃって大丈夫です。最後のハーモニクスは、左手は Cmaj7 のコードフォームのまま1弦3フレットを押さえます。そして右手人差指でハーモニクスポイントを軽く押さえて右手中指あるいは薬指で弾きます。」
- 「頭がこんがらがるところですね(笑)」
- 「合ってました?」「合ってます合ってます。よく弾けましたね〜。」「今朝はここばっかり弾いてたので(笑)」
- 「ここも親指のラインをきちんと出せるようになるといいです。上と下の意識ですね。高いトーンって子どもの声と一緒でどこに居ても凄い聞こえてしまうんです。だから親指のラインがなかなか前へ出てこないんですね。ということは必要以上に強調して弾いてあげないとダメなんです。親指をアポヤンドで弾けると更にいいですね。」
- 「へ?こういう時(他の弦も同時に弾く時)にも親指アポヤンドするんですか?」「できると音は前へ出ますね」「え〜?うそ〜?^^;」
- 「1弦を普通にアルアイレで弾くのと同時に親指はアポヤンドするんですか?」「そうですね。そこが難しいところなんですけど」「岸部さんはそのパターンはなかなか難しいので低音単音弾きの時にしかアポヤンドしないって言ってましたよ」「あ、そうですか。ほんならできたら岸部さんをも上回るテクニックを身につけたことになりますね(爆笑) 無神経になれば弾けますよ〜w」無神経てww
- 「ここも低音のラインが出るように弾いてください(赤丸は全て親指パート)。できればアポヤンドで(笑)」
- Akiさん、普通に親指アポヤンドで弾いてました。目から鱗…(゜o゜) 力を入れずにストンと親指を落とすのがコツらしい…
- 運指方法を提言してみた。
- 「確かに、ここでローコード C のフォームから、6弦3フレット中指の G コード系にポジションチェンジしたほうが綺麗ですね、僕のやり方より(笑)。そして5弦は人差指で押さえていく。で、5弦3フレットを押さえた人差指は次の1・2弦 を鳴らしている間もキープしたままです。」
- 「え?…そうやってるんですか?!」
- 目が点になりましたが、こんな風に押さえます。↑
- 「指だけを伸ばすんじゃなくて、手首を回転させるほうに意識を持っていきます。縦のフォームから横のフォームへの拡張ですね。」これはビックリしたわ。
- 「次に続くパターンは弦1本だけのスライドなのでまだ簡単です。薬指でも届く範囲ですからね。」こんな運指は初めてだ(笑)
- 「裏側の親指が軸になってクルンと回転する、そんなイメージですね。」
- 5回繰り返す。最後だけハンマリング。これがカッチョいい!
- 高音部分は徐々にデクレシェンドしていくイメージ。低音部分は逆にクレシェンドして繰り返し終了後のフレーズに落ち着く。
- ラストの見せ場。ハンマリング・タンボーラ・タッピングハーモニクスの組み合わせ。譜面をよく見てひたすら練習すべし。
- 「改めて楽譜見て弾いたら難しいですね〜」っておいw
感想
- 1時間で最後まで行けたのは自分を褒めてあげたい(笑)
- スタンダードチューニングの曲を通しで弾いたのは久しぶりである。
- やはり曲を作った本人に聞くのが一番効果的でわかりやすい。
- 親指アポヤンドが課題やろな〜。
- 次回のレッスンまでに今日新たに理解できた部分を全てクリアし暗譜して、まず通しで弾くのを見て聴いてもらってからレッスンを始める、ということにしようと思う。
- 今日はマジで集中していたので疲れた…^^;
平成26年3月8日(土)
課題曲「Greensleeves (Arranged by Jeff Beck)」
- 「すんごい運指で弾きますね」w
- スケール練習の重要性。音のグラデーションをつける練習。小さい音から大きい音まで、1から20くらいまで音量差がつけられるように。
- 弾き始めた音がどこに行こうとしているのか、を考えながら弾くように。
課題曲「見上げてごらん夜の星を (Arranged by ??)」
- 五線譜のほうを見ると、音がどこからどこへ向かうのかがわかりやすい。
- アウフタット。
- 同音連打。音は上へ上がろうとしているので、同じ音量ではダメ。少しずつ前進していくイメージ。
- 臨時記号がついている音は強調してあげること。ヴィブラートをかけるのも良し、いきなり小さい音にしてしまうのも良し。
- 1オクターブ上がるようなところは大切にしないといけない。曲の中でも一番印象が残るような弾き方をすべし。
- セクションごとの音量、音質を気にして弾けるようになると更に良い。
- G → C と G7 → C では落ち着き方が違う。7th(導音)からトニックコードへ結ぶ場合は、より緊張感のある音を出してあげること。
- 「ここ、Dm7に行きたいところですよね。」「これ誰のアレンジ?南澤さん?あー違うわ〜、良かった〜(爆)」
- クラシックギターを習う時は、コードの話は出てこない(驚)。
- 「僕のうるさい怖い先生は、これは7thやとか、これはサブドミナントやからこっちとの関係はとか、そんなややこ(以下略)」w
- 伴奏の中で3弦を人差指で弾き続けるパターン。この音がやたら耳に残ることがある。人差指は力が入りやすい。開放弦の場合はなおさら。その音が出過ぎないようにするには右手でコントロールするしかない。
- 「ここのG、なんか変ですよね。」「う〜ん、なんか残念な感じですね(爆)」
- 音と音の幅、距離が広がるほど、オーケストラで言うとベースの人とピッコロの人が一緒に音を出しているイメージ。距離が狭まるほど弓の人らだけでやってるイメージ。そういうのを意識してみると鳴らし方も変わってくる。
- トップノートが一定でベースだけが下降していくパターンは自然とクレシェンドする。だんだん大きくなるのは必然的。バイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバス…と楽器が増えていくイメージ。
- もっとコードを細かく見ていってやるとアナリゼって言って楽曲分析をすることになり、もっと弾きやすく簡単になる。自分でルールを構築していく。
宿題1
右手の2つの指(人中、人薬、中薬)で、以下を6弦0フレットから3音パターンで弾く。注意点はどの指で弾いても一定の音量・音質になるように意識すること。
1弦 0-1-2-3-4-5-6-7-8-9-10-11-12
2弦 0-1-2-3-4-------------------
3弦 0-1-2-3-4-------------------
4弦 0-1-2-3-4-------------------
5弦 0-1-2-3-4-------------------
6弦 0-1-2-3-4-------------------
宿題2
宿題1を左手の一つの指だけ動かすように運指して弾く(1音パターン)。脱力の練習。
宿題3
宿題1をもの凄く小さい音から始めて、最後は最大音量になるように弾く(1音パターン)。音にグラデーションをつける練習。
宿題4
メジャースケール。できれば右手の2つの指(人中、人薬、中薬)全パターンで。3弦5フレットは人差指でポジションチェンジ。
1弦 ----------5---7-8
2弦 ----------5-6---8
3弦 ----2---4-5---7--
4弦 ----2-3---5------
5弦 ------3---5------
感想
宿題多し(笑)
- 初稿
- 平成26年3月9日
- 最終更新
- 平成26年3月30日
- ナビゲーション
- noriya.info