🎬 VideoWeaver
Iフレーム精度の高速・無劣化 動画編集ツール
概要
VideoWeaverは、動画の切り出し・削除・結合をIフレーム単位で高速・無劣化に行うツールです。再エンコードを行わないため、処理時間が短く、画質の劣化もありません。
🎯 このツールの最大の特徴
MPC-BE/MPC-HCとの連携により、時間の手入力が不要です。
- 「Get Position」ボタンを押せば時間位置を取得
- Auto-detect on pause機能によりプレーヤーの一時停止を自動検知して時間位置を自動取得
- 正確で効率的なワークフローを実現
配布ファイル
| ファイル名 |
説明 |
| VideoWeaver.exe |
実行ファイル(本体)。ダブルクリックで起動します。 |
主な機能
📌 Extract(抽出)
- 複数範囲を指定して切り出し
- 1ファイルに結合 or 個別保存
- ハイライト集作成に最適
🗑️ Delete(削除)
- 不要な範囲を指定して削除
- 残った部分を自動結合
- CMカットに最適
🔗 Merge(結合)
- 複数ファイルを結合
- 互換性チェック機能
- シリーズ動画の統合に最適
技術的特徴
⚡ 高速処理
🎯 Iフレーム精度
📖 チャプター対応
🖱️ MPC-BE連携
対応フォーマット
| 拡張子 |
説明 |
| MP4 |
最も一般的な動画形式 |
| MKV |
高品質動画コンテナ |
| MPG/MPEG |
MPEG形式 |
| TS |
地デジ録画など |
| M2TS/MTS |
Blu-ray、AVCHDカメラ |
| MOV |
QuickTime、iPhone動画 |
| AVI |
従来の汎用動画形式 |
| VOB |
DVD動画 |
動作環境
- Windows 11 / 10
- ffmpeg / ffprobe(必須)
- MPC-BE または MPC-HC(位置取得機能を使う場合のみ)
インストール
1. ffmpegのインストール
公式サイトからダウンロード:https://ffmpeg.org/download.html
重要: ffmpegとffprobeがシステムのPATH環境変数に設定されている必要があります。
インストール確認:コマンド プロンプトで以下を実行
ffmpeg -version
2. MPC-BE/MPC-HCの設定(オプション)
ダウンロード:MPC-BE または MPC-HC
- MPC-BE または MPC-HCを起動
- メニューから [表示] → [オプション](英語版:[View] → [Options])
- [プレーヤー] → [ウェブ インターフェイス] を選択(英語版:[Player] → [Web Interface])
- 「待機するポート」にチェック(英語版:「Listen on port」)
- ポート番号を「13579」に設定
使い方
起動方法
VideoWeaver.exe をダブルクリックして起動します。
初回起動時: 一時ファイルの展開に数秒かかる場合があります。また、セキュリティソフトによって警告が表示される場合がありますが、誤検知です。
Extract(抽出)機能
- 入力ファイルを選択(Browse または ドラッグ&ドロップ)
- MPC-BE/MPC-HCで動画を再生
- 「Auto-detect on pause」をON(推奨)
- カットポイントで一時停止 → 位置が自動取得される
- 「Set Current」ボタンで開始/終了時間を設定
- 「Add Range」で範囲をリストに追加
- 出力モードを選択:
- 「Merge into single file」:1つのファイルに結合
- 「Save as separate files」:個別ファイルとして保存
- 必要に応じて「Add chapters」をON
- 「Execute」で実行
Delete(削除)機能
- 入力ファイルを選択
- 削除したい範囲を指定(Extract機能と同じ手順)
- 「Add Range」で削除範囲をリストに追加
- 残った部分が自動的に結合されます
- 「Execute」で実行
Merge(結合)機能
- 「Add Files...」または ドラッグ&ドロップでファイルを追加
- 「Move Up/Down」でファイルの順番を調整
- 出力ファイル名を指定
- 「Execute」で実行
自動互換性チェック: ファイルの解像度・フレームレート・コーデックが異なる場合、警告が表示されます。
ヒント&テクニック
Auto-detect on pause機能
チェックボックスをONにすると、MPC-BE/MPC-HCで一時停止したタイミングで自動的に位置を取得します。「Get Position」ボタンを押す手間が省けます。
ドラッグ&ドロップ
入力ファイル欄やMergeのリストには、エクスプローラーから直接ファイルをドラッグ&ドロップできます。
出力ファイル名
- Extract:元ファイル名_extracted.拡張子
- Delete:元ファイル名_deleted.拡張子
- Merge:指定したファイル名
注意事項
互換性について
異なる解像度・フレームレート・コーデックのファイルを結合する場合、再生時に問題が発生する可能性があります。Merge機能では事前に互換性チェックが行われます。
Iフレーム位置について
このツールは無劣化処理のため、カット位置は自動的にキーフレーム(Iフレーム)境界に調整されます:
- Extract機能:指定範囲の直前のキーフレームから直後のキーフレームまでを抽出します。
- Delete機能:指定範囲の開始直後のキーフレームから終了直前のキーフレームまでを削除します。
- キーフレーム間隔:入力ファイル選択時に自動検出され、Input Fileセクションに表示されます(通常2~4秒間隔)。
フレーム単位の完全な精度が必要な場合は、再エンコードが可能な動画編集ソフトウェアをご利用ください。
一時ファイルについて
処理中は一時ファイルが作成されますが、処理完了後に自動的に削除されます。
トラブルシューティング
「MPC-BE/MPC-HCに接続できません」エラー
- MPC-BE または MPC-HCが起動しているか確認
- Web Interfaceが有効になっているか確認
- ポート番号が13579に設定されているか確認
「ffmpegが見つかりません」エラー
- ffmpegがインストールされているか確認
- PATH環境変数に設定されているか確認
- コマンドプロンプトで「ffmpeg -version」を実行して確認
Auto-detect on pauseが動作しない
- チェックボックスがONになっているか確認
- MPC-BE/MPC-HCのWeb Interfaceが有効か確認
- VideoWeaverを再起動してみる
技術情報
処理方式
ffmpegの「-c copy」オプションを使用し、ストリームコピー(再エンコードなし)で処理します。これにより:
- 処理時間:5分の動画を数秒で処理
- 画質:完全無劣化
- CPU負荷:最小限
バージョン履歴
Version 1.2.0 (2026/02/02)
- エンコーディング処理の改善:日本語ファイル名・パスのエラー情報を正確に保持
- 一時ファイルの確実なクリーンアップ:エラー時も確実に削除されるよう改善
- FFmpegパス検出の改善:実行ファイルと同じフォルダのFFmpegを優先的に使用
- 時間フォーマットバリデーションの強化:ミリ秒範囲チェックを追加
- エラーハンドリングの一貫性向上
- コード品質とメンテナンス性の向上
Version 1.0 (2026/01/23)
- 初回リリース
- Extract(抽出)機能:複数範囲の切り出しと結合
- Delete(削除)機能:不要範囲の削除と自動結合
- Merge(結合)機能:複数ファイルの結合
- MPC-BE/MPC-HC連携:位置自動取得機能
- キーフレーム間隔自動検出・表示機能
- チャプター自動挿入機能(MP4/MKV)
- 実測値ベースの正確なチャプター配置
ライセンス
このソフトウェアは無保証で提供されます。
外部ツール: このソフトウェアはffmpegを使用します。ffmpegは別途インストールが必要で、LGPL v2.1+またはGPL v2+ライセンスの下で配布されています。
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