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Audio Tag Editor v1.1

WAV, FLAC, M4A, MP3 ファイルのタグ情報(メタデータ)を編集するツールです。

アルバムアーティスト、アーティスト、アルバム、ディスク番号、トラック番号、曲名、リリース日、ジャンル、作曲者、コメント、カバーアートの編集に対応しています。複数ファイルの一括編集、Undo機能、ファイル名⇔タグ変換など、実用的な機能を備えています。

主な機能

動作環境

OS
Windows 10 以降

配布ファイル

audio_tag_editor.exe
EXE ファイル
Download
audio_tag_editor.zip (42.8MB)

対応フォーマット

WAV
無圧縮音声ファイル。ID3v2 タグで管理します。保存時に RIFF INFO チャンクが存在する場合は自動削除し、タグの不整合を防ぎます。
FLAC
可逆圧縮音声ファイル(Free Lossless Audio Codec)。Vorbis Comment でタグを管理します。
M4A
MP4 コンテナの音声ファイル。AAC および ALAC(Apple Lossless)に対応。MP4 ネイティブタグで管理します。
MP3
非可逆圧縮音声ファイル。ID3v2 タグで管理します。

使い方

Audio Tag Editor

ファイルの読み込み

タグの編集

バッチ編集(複数ファイルの一括編集)

カバーアート

ファイル名 ⇔ タグ変換

メニューバーの Tools メニューから選択します。

Rename Files from Tags...
タグ情報からファイル名を自動生成します。プリセットパターンの選択、またはカスタムパターンの入力が可能です。プレビューで確認してからリネームを実行します。リネーム先のファイル名が重複する場合はプレビュー段階で警告が表示され、実行がブロックされます。
Generate Tags from Filename...
ファイル名からタグ情報を自動抽出します。こちらもプリセットまたはカスタムパターンに対応し、プレビューで確認後に適用します。

両ダイアログとも、トラック番号・ディスク番号のゼロパディング(01, 02, 03...)オプションがあります。

パターンで使用できるタグ変数:

{albumartist}, {artist}, {album}, {disc}, {track}, {title}, {date}, {genre}, {composer}

Generate Tags from Filename では、上記に加えて {string} をワイルドカードとして使用できます。任意のテキストにマッチしますが、タグとしては取り込まれません。ファイル名に含まれる不要な部分を読み飛ばすのに使います。

パターン例:

{track} - {title}                  → 01 - Come Together
{track} - {albumartist} - {title}  → 01 - The Beatles - Come Together
{string}{track} - {title}          → xyz01 - Come Together(先頭の不要文字列をスキップ)

検索と置換

メニューバーの EditFind & Replace... から選択します。

大文字・小文字変換

メニューバーの EditCase Convert... から選択します。

UPPER CASE
全て大文字に変換します。
lower case
全て小文字に変換します。
Title Case
各単語の先頭を大文字に変換します。アポストロフィを含む単語(don't → Don't)も正しく処理されます。

トラック番号の自動採番

メニューバーの ToolsAuto-numbering... から選択します。

タグの全削除

メニューバーの ToolsStrip All Tags... から選択します。選択中のファイル(未選択時は全ファイル)の全タグとカバーアートを一括削除します。

RIFF INFO の削除

メニューバーの ToolsStrip RIFF INFO from WAV... から実行します。WAV ファイルに含まれる RIFF INFO(LIST INFO)チャンクを手動で削除できます。

なお、WAV ファイルのタグを保存する際は、RIFF INFO チャンクが存在する場合は自動的に削除されます。これは ID3v2 タグと RIFF INFO タグの不整合を防ぐための仕様です。

Web からのタグインポート

メニューバーの FileImport Tags from Web... から選択します。

Wikipedia 検索
アーティスト名とアルバム名を入力して検索すると、Wikipedia のアルバムページからアーティスト、アルバム名、リリース日、トラックリストなどのタグ情報を自動取得します。日本語・英語の Wikipedia に対応しています。
URL 直接入力
任意の Web ページの URL を入力してタグ情報を取得します。Amazon の音楽商品ページ、OGP メタデータや JSON-LD 構造化データを含むページからの抽出に対応しています。

タグ値の一括コピー / ペースト

ファイルテーブルのヘッダーまたはセル上で右クリックすると、そのカラムに応じたコピー/ペーストメニューが表示されます。

対象カラム
Artist, Title, Composer(コピー&ペースト対応)、Filename(コピーのみ)
Copy All ...
全ファイルのタグ値を改行区切りでクリップボードにコピーします。全ファイルの値が同一の場合は1行のみコピーされます。
Paste into All ...
クリップボードの複数行テキストを全ファイルに1行ずつ順に貼り付け、即座にディスクに保存します。クリップボードの行数とファイル数が異なる場合は確認ダイアログが表示されます。

この機能は Undo に対応しています。

フィルター

ファイルテーブル上部のフィルターバーにテキストを入力すると、ファイル名やタグの値で絞り込み表示できます。

ファイル順序の変更

ツールバーの Move Up / Move Down ボタンで、選択したファイルの表示順を手動で変更できます。トラック番号の自動採番と組み合わせると便利です。

CSV エクスポート / インポート

メニューバーの FileExport Tags to CSV... および Import Tags from CSV... から実行します。

エクスポート

インポート

Undo

Ctrl+Z または Undo ボタンで直前の操作を取り消すことができます。最大20回分の履歴が保持されます。

Undo 可能な操作:

ID3v2 バージョン選択

ツールバーのラジオボタンで、WAV / MP3 ファイルに使用する ID3v2 バージョンを選択できます。

ID3v2.3
デフォルト。最も互換性が高く、多くのプレイヤーで対応しています。
ID3v2.4
より新しい規格。UTF-8 を標準サポートしますが、一部の古いプレイヤーでは認識されない場合があります。

キーボードショートカット

キー 動作
Ctrl+O ファイルを追加
Ctrl+Shift+O フォルダを追加
Ctrl+S 保存(単体/バッチ自動判定)
Ctrl+Z Undo
Ctrl+A 全ファイル選択
Escape 選択解除
Delete 選択ファイルをリストから除外
Ctrl+Q 終了

設定の保存

以下の設定は EXE と同じフォルダの audio_tag_editor_settings.json に自動保存され、次回起動時に復元されます。

技術情報

開発言語
Python
GUI フレームワーク
PyQt5
タグ処理ライブラリ
mutagen
画像処理ライブラリ
Pillow (PIL)
EXE 化
PyInstaller(Python ランタイムを含む全コンポーネントが単一の EXE に統合されています)

セキュリティソフトによる誤検知について

PyInstaller で作成された EXE ファイルは、一部のセキュリティソフトによって誤検知される場合があります。本ツールにマルウェアは一切含まれていません。誤検知が発生した場合は、セキュリティソフトの除外設定に追加してください。

免責事項

更新履歴

2026年2月 v1.1
テーブルの右クリックメニューによるタグ値の一括コピー/ペースト機能を追加(Artist, Title, Composer, Filename)。
2026年2月 v1.0
初版公開。
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