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Audio Tag Editor v1.1
WAV, FLAC, M4A, MP3 ファイルのタグ情報(メタデータ)を編集するツールです。
アルバムアーティスト、アーティスト、アルバム、ディスク番号、トラック番号、曲名、リリース日、ジャンル、作曲者、コメント、カバーアートの編集に対応しています。複数ファイルの一括編集、Undo機能、ファイル名⇔タグ変換など、実用的な機能を備えています。
主な機能
ドラッグ&ドロップによるファイル読み込み(ファイル単体、フォルダ、混在いずれも可)
EXE アイコンへのファイル/フォルダのドラッグ&ドロップで直接起動
複数ファイルの一括バッチ編集(共通タグを一度に設定)
カバーアートの表示・追加・削除・保存(ドラッグ&ドロップ対応、フォーマット・解像度表示)
Web からのタグインポート(Wikipedia 検索、URL 直接入力)
ファイル名からタグを自動生成 / タグからファイル名を自動生成
検索と置換(大文字小文字の区別あり/なし)
大文字・小文字・タイトルケース変換
トラック番号の自動採番
タグ情報のCSVエクスポート/インポート(カバーアート含む)
全タグの一括削除
WAV ファイルの RIFF INFO チャンク自動削除(ID3v2 との不整合防止)
ファイルリストのフィルタリング(ファイル名・タグで絞り込み)
ファイル順序の手動変更(Move Up / Move Down)
ファイル情報の表示(ファイル種別、サンプルレート、ビット深度、コーデック、再生時間、更新日時)
AlbumArtist / Artist / Composer 間の値コピー(右クリックメニュー)
テーブルの右クリックメニューによるタグ値の一括コピー/ペースト(Artist, Title, Composer, Filename)
テーブルカラムのソート・並び替え・設定の自動保存
Undo 機能(最大20回、カバーアート操作・ファイルリネーム含む)
ID3v2 バージョン選択(v2.3 / v2.4)
動作環境
OS
Windows 10 以降
配布ファイル
audio_tag_editor.exe
EXE ファイル
Download
audio_tag_editor.zip (42.8MB)
対応フォーマット
WAV
無圧縮音声ファイル。ID3v2 タグで管理します。保存時に RIFF INFO チャンクが存在する場合は自動削除し、タグの不整合を防ぎます。
FLAC
可逆圧縮音声ファイル(Free Lossless Audio Codec)。Vorbis Comment でタグを管理します。
M4A
MP4 コンテナの音声ファイル。AAC および ALAC(Apple Lossless)に対応。MP4 ネイティブタグで管理します。
MP3
非可逆圧縮音声ファイル。ID3v2 タグで管理します。
使い方
ファイルの読み込み
メニューバーの File → Add Files... または Add Folder... からファイルを選択します。
ファイルやフォルダを直接ウィンドウにドラッグ&ドロップすることもできます。
EXE アイコンにファイルやフォルダをドラッグ&ドロップすると、直接起動してファイルを読み込みます。
対応フォーマット以外のファイルは自動的にスキップされます。
タグの編集
上段のファイルテーブルでファイルを選択すると、下段のタグエディタに現在のタグが表示されます。
各フィールドを編集し、Save ボタン(または Ctrl +S )で保存します。
保存せずに別のファイルを選択すると、変更を保存するかどうかの確認ダイアログが表示されます。
AlbumArtist、Artist、Composer フィールドでは、右クリックメニューから他のフィールドの値をコピーできます。
バッチ編集(複数ファイルの一括編集)
Ctrl +A で全ファイルを選択、または Ctrl +クリック / Shift +クリックで複数選択します。マウスドラッグでも複数選択できます。
複数選択すると、全ファイルで共通の値がフィールドに表示されます。値が異なるフィールドは <mixed> と表示されます。
変更したいフィールドに値を入力し、Save to Selected Files ボタンで一括保存します。
変更していないフィールドは元の値が保持されます。
カバーアート
カバーアート表示エリアに画像ファイル(PNG / JPG)をドラッグ&ドロップすると、カバーアートが設定されます。既存のカバーアートがある場合は上書きされます。
カバーアート表示エリアを右クリックすると、保存・削除のメニューが表示されます。
バッチ編集時は、選択中の全ファイルに対してカバーアートの追加・削除が一括で行われます。
ファイル名 ⇔ タグ変換
メニューバーの Tools メニューから選択します。
Rename Files from Tags...
タグ情報からファイル名を自動生成します。プリセットパターンの選択、またはカスタムパターンの入力が可能です。プレビューで確認してからリネームを実行します。リネーム先のファイル名が重複する場合はプレビュー段階で警告が表示され、実行がブロックされます。
Generate Tags from Filename...
ファイル名からタグ情報を自動抽出します。こちらもプリセットまたはカスタムパターンに対応し、プレビューで確認後に適用します。
両ダイアログとも、トラック番号・ディスク番号のゼロパディング(01, 02, 03...)オプションがあります。
パターンで使用できるタグ変数:
{albumartist}, {artist}, {album}, {disc}, {track}, {title}, {date}, {genre}, {composer}
Generate Tags from Filename では、上記に加えて {string} をワイルドカードとして使用できます。任意のテキストにマッチしますが、タグとしては取り込まれません。ファイル名に含まれる不要な部分を読み飛ばすのに使います。
パターン例:
{track} - {title} → 01 - Come Together
{track} - {albumartist} - {title} → 01 - The Beatles - Come Together
{string}{track} - {title} → xyz01 - Come Together(先頭の不要文字列をスキップ)
検索と置換
メニューバーの Edit → Find & Replace... から選択します。
対象とするタグフィールドをチェックボックスで選択できます。
大文字小文字の区別あり/なしを選択できます。
プレビューで変更内容を確認してから実行できます。
大文字・小文字変換
メニューバーの Edit → Case Convert... から選択します。
UPPER CASE
全て大文字に変換します。
lower case
全て小文字に変換します。
Title Case
各単語の先頭を大文字に変換します。アポストロフィを含む単語(don't → Don't)も正しく処理されます。
トラック番号の自動採番
メニューバーの Tools → Auto-numbering... から選択します。
開始番号、増分(Increment by)、ゼロパディングの有無を設定できます。
全ファイルまたは選択ファイルのみを対象にできます。
ファイルテーブルの現在の表示順でトラック番号が付与されます。
M4A ファイルはトラック番号を整数で保存するため、ゼロパディングは保持されません。
タグの全削除
メニューバーの Tools → Strip All Tags... から選択します。選択中のファイル(未選択時は全ファイル)の全タグとカバーアートを一括削除します。
RIFF INFO の削除
メニューバーの Tools → Strip RIFF INFO from WAV... から実行します。WAV ファイルに含まれる RIFF INFO(LIST INFO)チャンクを手動で削除できます。
なお、WAV ファイルのタグを保存する際は、RIFF INFO チャンクが存在する場合は自動的に削除されます。これは ID3v2 タグと RIFF INFO タグの不整合を防ぐための仕様です。
Web からのタグインポート
メニューバーの File → Import Tags from Web... から選択します。
Wikipedia 検索
アーティスト名とアルバム名を入力して検索すると、Wikipedia のアルバムページからアーティスト、アルバム名、リリース日、トラックリストなどのタグ情報を自動取得します。日本語・英語の Wikipedia に対応しています。
URL 直接入力
任意の Web ページの URL を入力してタグ情報を取得します。Amazon の音楽商品ページ、OGP メタデータや JSON-LD 構造化データを含むページからの抽出に対応しています。
取得した情報は適用前に確認・編集できます。
Web ページの構造によっては、タグ情報を正しく取得できない場合があります。取得結果は必ず確認してください。
ファイル未読み込み時でもタグ情報を取得・保持でき、ファイル読み込み後に適用できます。
Undo に対応しています。
タグ値の一括コピー / ペースト
ファイルテーブルのヘッダーまたはセル上で右クリックすると、そのカラムに応じたコピー/ペーストメニューが表示されます。
対象カラム
Artist, Title, Composer(コピー&ペースト対応)、Filename(コピーのみ)
Copy All ...
全ファイルのタグ値を改行区切りでクリップボードにコピーします。全ファイルの値が同一の場合は1行のみコピーされます。
Paste into All ...
クリップボードの複数行テキストを全ファイルに1行ずつ順に貼り付け、即座にディスクに保存します。クリップボードの行数とファイル数が異なる場合は確認ダイアログが表示されます。
この機能は Undo に対応しています。
フィルター
ファイルテーブル上部のフィルターバーにテキストを入力すると、ファイル名やタグの値で絞り込み表示できます。
ファイル順序の変更
ツールバーの Move Up / Move Down ボタンで、選択したファイルの表示順を手動で変更できます。トラック番号の自動採番と組み合わせると便利です。
CSV エクスポート / インポート
メニューバーの File → Export Tags to CSV... および Import Tags from CSV... から実行します。
エクスポート
読み込み中の全ファイルのタグ情報を CSV ファイルに書き出します。
デフォルトのファイル名は、共通のアーティスト名・アルバム名から自動生成されます(例: The Beatles_Abbey Road_backup.csv)。
カバーアートは CSV と同じフォルダに画像ファイルとして保存されます。全ファイルのカバーアートが同一の場合は1ファイルのみ出力されます。
CSV は BOM 付き UTF-8 で出力されるため、Excel でそのまま開けます。
インポート
エクスポートした CSV ファイルを読み込み、タグ情報を復元します。
CSV の通し番号とファイル名の両方で照合するため、安全にインポートできます。
カバーアートが CSV と同じフォルダに存在する場合、自動的に復元されます。
Undo に対応しています。
Undo
Ctrl +Z または Undo ボタンで直前の操作を取り消すことができます。最大20回分の履歴が保持されます。
Undo 可能な操作:
Save(単体ファイル保存)
Save to Selected Files(バッチ保存)
Rename Files from Tags
Auto-numbering
Find & Replace
Case Convert
Strip All Tags
Generate Tags from Filename
カバーアートの追加・削除(単体/バッチ)
Import Tags from CSV
Import Tags from Web
Paste into All ...(タグ値の一括ペースト)
ID3v2 バージョン選択
ツールバーのラジオボタンで、WAV / MP3 ファイルに使用する ID3v2 バージョンを選択できます。
ID3v2.3
デフォルト。最も互換性が高く、多くのプレイヤーで対応しています。
ID3v2.4
より新しい規格。UTF-8 を標準サポートしますが、一部の古いプレイヤーでは認識されない場合があります。
キーボードショートカット
キー
動作
Ctrl +O
ファイルを追加
Ctrl +Shift +O
フォルダを追加
Ctrl +S
保存(単体/バッチ自動判定)
Ctrl +Z
Undo
Ctrl +A
全ファイル選択
Escape
選択解除
Delete
選択ファイルをリストから除外
Ctrl +Q
終了
設定の保存
以下の設定は EXE と同じフォルダの audio_tag_editor_settings.json に自動保存され、次回起動時に復元されます。
技術情報
開発言語
Python
GUI フレームワーク
PyQt5
タグ処理ライブラリ
mutagen
画像処理ライブラリ
Pillow (PIL)
EXE 化
PyInstaller(Python ランタイムを含む全コンポーネントが単一の EXE に統合されています)
セキュリティソフトによる誤検知について
PyInstaller で作成された EXE ファイルは、一部のセキュリティソフトによって誤検知される場合があります。本ツールにマルウェアは一切含まれていません。誤検知が発生した場合は、セキュリティソフトの除外設定に追加してください。
免責事項
本ツールの使用は自己責任でお願いします。
タグ情報の編集により発生したデータの変化や損失について、開発者は一切の責任を負いません。
重要なファイルは事前にバックアップを取ることを強く推奨します。CSVエクスポート機能をバックアップとしてご活用ください。
本ツールの動作により生じたいかなる損害についても、開発者は一切責任を負いません。
サポートは基本的に提供いたしません。
更新履歴
2026年2月 v1.1
テーブルの右クリックメニューによるタグ値の一括コピー/ペースト機能を追加(Artist, Title, Composer, Filename)。
2026年2月 v1.0
初版公開。
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