Lossless Audio Converter
WAV, FLAC, ALAC 間の相互変換および CD フォーマット (44.1kHz/16bit) WAV への変換を行う GUI ツールです。メタデータ(タグ情報、カバーアート)を完全保持したまま変換します。
概要
対応する変換形式
- WAV → FLAC / ALAC / CD WAV
- FLAC → WAV / ALAC / CD WAV
- ALAC → WAV / FLAC / CD WAV
特徴
- ロスレス変換によりオリジナルの音質を保持
- 元ファイルのサンプルレート/ビット深度を保持(CD WAV 変換を除く)
- メタデータ(アーティスト、アルバム、曲名、トラック番号、カバーアート等)を完全保持
- ドラッグ&ドロップによるファイル選択に対応
- 複数ファイルの一括変換
- 変換ログの詳細表示
- Windows 11 の Fluent デザイン。Windows のライト / ダークモードの設定に追従
- ウィンドウの位置とサイズを記憶(次回起動時に同じ場所・同じ大きさで開きます)
- 注釈
- ALAC 24bit → WAV 32bit float 変換としています。
- (この変換後の WAV ファイルがツールによっては正しく表示されないケースがある点への配慮)
動作環境
- OS
- Windows 10 以降
- 必要なソフトウェア
- .NET 10 Desktop Runtime (x64) のインストールが必要です。
- FFmpeg インストール必須。FFmpeg Manager を使えば簡単にインストールできます。または lossless_audio_converter.exe と同じフォルダに ffmpeg.exe および ffprobe.exe を配置すれば自動認識します。
ダウンロード
- lossless_audio_converter.exe
- EXE ファイル
- Download
- lossless_audio_converter.zip (約 443KB)
対応フォーマット
- WAV
- 無圧縮音声ファイル(16bit / 24bit / 32bit 対応)
- FLAC
- 可逆圧縮音声ファイル(Free Lossless Audio Codec)
- M4A (ALAC)
- 可逆圧縮音声ファイル (Apple Lossless Audio Codec)
- CD WAV
- CD 規格準拠の WAV ファイル(44.1kHz / 16bit)
使い方
音声ファイルの選択
- Select Files ボタンからファイルを選択します。
- Select Folder ボタンからフォルダを選択します(フォルダ内の対応ファイルが追加されます)。
- 複数のファイル・フォルダをまとめてリストへドラッグ&ドロップすることもできます。
- Remove ボタンで選択中のファイルだけをリストから除外できます。
- Clear All ボタンでリストをすべてクリアできます。
出力フォーマットの選択
以下の 4 種類から出力フォーマットを選択します。
- WAV
- 無圧縮形式。汎用性が高い。
- FLAC
- 可逆圧縮形式。ファイルサイズを削減しつつ音質劣化なし。圧縮レベル 8(最高圧縮)で出力。
- ALAC
- Apple Lossless 形式。iPhone / iTunes での再生に最適。圧縮レベル 2 で出力。
- CD WAV
- CD 規格(44.1kHz / 16bit)の WAV ファイル。CD 制作用途に。
同一フォーマットへの変換はスキップされます(例:WAV → WAV)。既に CD フォーマットの WAV ファイルは CD WAV 変換時にスキップされます。
出力先の選択
- Same as input
- 入力ファイルと同じフォルダに出力します。
- Specify folder
- Browse ボタンで指定したフォルダに出力します。
変換実行
Convert ボタンを押すと変換処理が開始されます。進捗状況と詳細ログが画面下部に表示されます。
出力ファイル名
- FLAC / WAV / ALAC
- 元のファイル名に拡張子を変更(例:track01.wav → track01.flac)
- CD WAV
- 元のファイル名に "_cd" を付加(例:track01.flac → track01_cd.wav)
同名ファイルが存在する場合は、自動的に連番が付与されます(例:track01_2.flac)。
CD WAV 変換の詳細
ハイレゾ音源から高品質な CD 用音源を作成できます。
- リサンプリング
- soxr VHQ(Very High Quality)による高品質変換
- ディザリング
- TPDF(三角確率分布)ディザによる 16bit 量子化
- 処理対象
- 44.1kHz / 16bit 以外のファイルのみ自動判定して変換
メタデータの保持
以下のメタデータが変換先フォーマットに対応した形式で保持されます。
- タイトル / アーティスト / アルバム
- アルバムアーティスト / 作曲者
- トラック番号 / トラック総数 / ディスク番号 / ディスク総数
- リリース日 / ジャンル / コメント
- カバーアート(ジャケット画像)
- 上記以外の項目(作詞者、著作権、ISRC、歌詞、並べ替え用の名前など)
- リッピングソフトが独自に付けた項目(項目名をそのまま引き継ぎます)
トラック番号の「01」のような桁揃えも、書かれていたとおりに引き継ぎます。
設定の保存場所
ウィンドウの位置とサイズは、次のファイルに保存されます。
- 設定ファイル
- %APPDATA%\noriya.info\LosslessAudioConverter\settings.json
- (通常は C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\noriya.info\LosslessAudioConverter\settings.json)
レジストリには何も書き込みません。本ツールを削除する場合は、EXE ファイルと併せて上記のフォルダを削除してください。
免責事項
- 本ツールの使用は自己責任でお願いします。
- 音声ファイルの変換により発生した音質の変化や損失について、開発者は一切の責任を負いません。
- 重要なファイルは事前にバックアップを取ることを強く推奨します。
- 商用利用に関しては、関連する著作権法や使用許諾契約を遵守してください。
- 本ツールの動作により生じたいかなる損害についても、開発者は一切責任を負いません。
- Windows の仕様変更や FFmpeg の更新により、将来的に動作しなくなる可能性があります。
- サポートは基本的に提供いたしません。
更新履歴
- 2026年9月 v2.2
- 変換後の WAV ファイルで、タグ情報が他のソフト(タグエディタ、DAW、エクスプローラーの詳細表示)から読み取れない問題を修正しました。あわせてタグの引き継ぎを全面的に見直し、リリース日・トラック総数・コメントなど、これまで引き継がれていなかった項目も変換先に残るようにしました。リッピングソフトが独自に付けた項目も、項目名をそのまま引き継ぎます。
- 2026年8月 v2.1
- Windows 11 の Fluent デザインに刷新し、Windows のライト / ダークモードの設定に追従するようにしました。ウィンドウの位置とサイズを記憶するようにしました。
- 2026年5月 v2.0
- C# WPF / .NET 10 で再実装。動作仕様は v1.0 と同等。
- 2026年1月 v1.0
- 初版公開
開発者情報
- 開発者 Noriya
- E-mail noriyahd28v@gmail.com